手が空いたのでPCの整理がてら、
WinXPとWin7のデュアルブートを解除しよう。
WinXP環境はサポートが切れる前から長く未使用状態だったのでHDDの肥やしでしかなかった。
いつかは解除しようと思っていた事案だ。
そして、当初から、後でWinXPを削除する予定だったので、
WinXPとWin7は別HDDにインストールしていたので難しくはない作業だ。
(
参考:パーティションについて)
【案1】単純に起動時のブートメニューを表示させず、Win7を起動させる。
HDD領域は無駄に確保された状態となるがそのまま寝かせておいでも現状、困ることはない。
メリットとしては、WinXP復活させたかったら簡単に出来る(絶対に復活することは無いが)。
あとは作業が超簡単。これに尽きる。
デメリットとしては、WinXPの入ったHDDが活用できないことだ。
【案2】ブートローダーを修正。
本筋と思う。ブートローダーにWniXPへの情報が記録されているので、これを削除する。
(
参考:Windowsマルチブートについて)
こうしておけばWinXPのHDDをフォーマットしても影響はない。
案1よりはちょっと作業に手間がかかるぐらいだが、作業自体は簡単だ。
WinXPを残したところで我が家ではもはや出番は無いだろう。
これを機に我が家のPC環境からは完全に引退してもらおう。
なので案2を採択。
当然だが、Win7環境上で作業する。
ちなみに案1としては以下の作業をすれば良い。
システム詳細設定プロパティから

[詳細設定]タブ → [起動と回復]の設定を開く。

「
規定のオペレーティングシステム」のリストでデュアルブートに設定したOSが見ることができます。
WinXPとWin7が設定されているのがわかります。


「
オペレーティングシステムの一覧を表示する時間」のチェックを外せば
起動時に「ブートメニュー」が表示されずデフォルトOSが起動されます。
それでは案2の作業をしましょう。
WinXPとWin7とのデュアルブート環境からWinXPを外しましょう。
コマンドプロンプト上でブートローダーを編集します。
WinVistaで導入されたツールを使います。
(
参考:bcdeditでVista/Windows Server 2008のブートOSメニューを変更する)
実行上の注意点としては管理者権限で実行することです。
スタートメニューの「
すべてのプログラム」から
[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]で右クリックし、
[管理者として実行]を選び、コマンドプロンプトを立ち上げる。

まずはブートローダーのエントリを確認します。
> bcdedit /enum

※管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上がれば、タイトル「
管理者:」が表示されています。
WinXPは
{ntldr} と書かれていると思います。
ブートローダーからWinXPのエントリー
{ntldr} を削除する。
> bcdedit /delete {ntldr} /f
再度エントリーを確認すると、WinXPのエントリーが削除されています。

また[システム詳細設定プロパティ]-[詳細設定]-[起動と回復]から
「
規定のオペレーティングシステム」のリストを見ると、
Win7のみになっていることでもわかります。

ちなみに、「
オペレーティングシステムの一覧を表示する時間」のチェックを入れると
マルチブートでなくとも起動時に「ブートメニュー」が表示されます。あしからず。
これで再起動すればWin7が自動的に起動するはずです。
後はWinXPが入ったHDDをフォーマットするなり好きにしてください。
フォーマット手順をざっと書くと、
マイコンピュータを右クリックして、[管理]を選択します。
左リストの[
ディスク管理]を選択するとパーティション情報が見えます。
パーティションを右クリックし、[
フォーマット]を実行すればフォーマットされます。
posted by Zorinos at 14:22|
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