コンピュータ内(ホストOS)に仮想的なコンピュータを作成し、
そこに別のOS(ゲストOS)をインストールし実行することができます。
たとえば、Windowsを動作させているPC上で、Linuxなどを実行させる事ができます。
(参考:Supported host operating systems)
(類似で VMware Workstation Player もあります)
インストール環境:Windows10 64bit
VirtualBoxをダウンロードする
VirtualBoxのサイトにアクセスし、左側の「Downloads」を選択。

「VirtualBox binaries」からホストOSのパッケージを選び、ダウンロードする。
Windowsなので、"Windows hosts"を選択した。

次に「Extension Pack」(全プラットフォーム共通)をダウンロードする。
バージョン4.0より、Extension Packageと呼ばれる機能拡張プラグインが導入された。これは、4.0よりVirtualBox本体がGPLライセンスとなったために、プロプライエタリ・ソフトウェアによる機能を標準で実装することができなくなったために設けられたものである。
Oracleから「Oracle VM VirtualBox Extension Pack」と呼ばれる機能拡張プラグインを配布しており、これにより以下の機能が提供される。
・USB 2.0 コントローラ (EHCI)
・USB 3.0 コントローラ (xHCI)(バージョン5.0から追加)
・Remote Desktop Protocol(RDP)による遠隔制御機能 (マイクロソフトおよびシトリクスにより開発された、プロプライエタリな遠隔制御プロトコル。つまりWindowsのリモートデスクトップクライアントやrdesktopソフトウェアから接続することが可能)
・IntelカードによるPXEブート機能
・シームレスモード (ホストOSとゲストOSのデスクトップの操作を統合する機能)
初回のみ別途ダウンロード及びインストールが必要。一度インストールすればVirtualBox本体をアップデートしたあとの初回起動時にExtension Packもアップデートされるので、別途ダウンロードの必要はなくなる。
引用:Wikipedia
Extension Pack は、USB2.0/USB 3.0 の機能サポートが含まれているので、併せてのインストールをしておきましょう。

VirtualBoxをインストールする
VirtualBoxをインストールする。
ダウンロードしたインストーラーを起動する。
[Next] をクリック。

カスタムセットアップの画面は、デフォルトのままでいい。
[Next] をクリック。

ショートカットの作成、ファイルの関連付け。
必要なオプションを選択して [Next] をクリック。

VirtualBox のネットワーク機能をインストールするために、
インストール中に一時的にネットワーク接続が切断されるという警告が出る。
ネットワークが切断されて困るアプリケーションがあれば、終了させるなり対応してから
[Yes] をクリックする。

インストール実行前の最終確認。
再設定したければ、[Back] で戻り設定し直す。
OKであれば [Install] を。インストールが開始されます。

しばし待つ。

インストール中に次のような確認が表示されれば、
[インストール] を選択する。

インストール完了。
[Finish] をクリック。


エクステンションパックをインストールする
バージョン4.0よりOSS版にプラグイン機能が搭載され、機能の追加が可能となった。
USB機能サポートが含まれているので、インストールしておきたい。
(参考:Installing VirtualBox and extension packs)
VirtualBoxの画面から
[ファイル] - [環境設定] - [機能拡張]を選択。


右側の「パッケージ追加」アイコンをクリック。

ダイアログが開くので、
ダウンロードしたエクステンションパックファイルを選択する。
確認画面が表示されるので [インストール] をクリックする。

ライセンスの確認画面が出る。
一番下までスクロールすると、[同意します] ボタンが有効となるのでクリックする。

エクステンションパックがインストールされるので、しばし待つ。

エクステンションパックのインストールが完了。
[OK] をクリック。

一覧に追加された。

これでインストールは完了。
VirtualBox ゲストOSのインストール
VirtualBoxをアンインストールする
追加した仮想マシンを削除する。

以降、仮想マシンを使うこともないのであれば
バッサリと [すべてのファイルを削除] を選択。
再インストールをして使うのであれば、[除去のみ] にしておく。

あとは、Windowsの[設定] -[システム]から[アプリと機能]を開いて
"Oracle VM VirtualBox" を削除する。
VMware Workstation Player: ネットワーク設定