2016年06月14日

Ubuntu インストールしたらやること:動画・音楽を再生できるようにする

著作権制限等の関係で、mp4などの動画ファイルや、mp3などの音楽ファイル、
動画サイトのFlashビデオを再生することはできません(YouTubeでHTML5動画は視聴可)。
後から追加する必要があります。


マルチメディア・コーデック関連の「メタパッケージ(MetaPackages)」を入れる。

「メタパッケージ(MetaPackages)」というのは、
何かのソフトウェアではなく、他のパッケージに依存して、
インストールするものを指示してくれます。
これにより、必要なソフトウェア一式をまとめてインストールすることができます。

パッケージ」というのは、ソフトウェアをインストールするために
必要なファイルをひとまとめにしたもの。
で、「依存する」というのは、
「A」というソフトウェア(パッケージ)をインストールするためには、
「B」というライブラリが必要となるような場合に、
「A」は「B」に依存していると言い、依存関係となります。


まとめると、
あるソフトウェア群を入れようとすると、たくさんのパッケージをインストールする必要があるけど、
パッケージ名を一つだけ指定すれば、必要なものをまとめて入れてくれる便利なものということです。
メディアを再生できるようにするには、「ubuntu restricted extras」というパッケージをインストールします。


(「Ubuntu Software」からは検索されないので)
端末から以下を実行。
sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras


インストール途中で、MicrosoftのWeb用フォントのライセンス画面がでるので、
TABキーとENTERキーを使って進める。
ubuntu1604setting016.jpg

ubuntu1604setting017.jpg


これだけでは、まだ市販のDVDやレンタルDVDはまだ再生できません。
再生するにはlibdvdcss2が必要となりますが、
Ubuntu15.10以降は、libdvdcss2ライブラリのインストールスクリプトがありません。
(/usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh)
(参考:Script install-css.sh is away


そこで、このページから「libdvdcss2_1.4.0-dmo1_amd64.deb」をダウンロードし、
GDebiからインストールを行います。



<関連:Ubuntu15.04まで:動画・音楽を再生できるようにする


(Ubuntu16.04インストール時に記事再編集)


posted by Zorinos at 23:21| Comment(0) | Linux | 更新情報をチェックする
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