2013年09月16日

HDDを増設する(マウントする その2)

HDD増設のその5。

マウントはした。
起動時に自動でマウントするようにfstabも書いた。

が、HDD自体の静穏性が弱いのか、リムーバブルのケースのために振動の抑えが甘いのか、
なかなかに音が気になる。

もとに戻って考えれば、HDDを増設したのは、
もともと容量が足りなくなって必要に駆られて増設したのではなく、
PCの3.5インチベイの空きを有効活用しようと考え、
だったらとHDDが交換できるようにと設置したものだ。


都合よく、このリムーバブルのケースは電源も付いている。
SATAHDDラックマウンタ3.jpg
使わなければ、電源をOFFしておけば問題ない。


となると、
先のfstabの書き方だと、起動時にHDDが接続されていないとうまく起動してくれない。
なので、マウントは起動時に自動でやられては困る。
接続確認できてからマウントするようにしておかなければ。
といことで、オプション指定を"defaults"ではなく、"noauto"を指定するようにしておく。
UUID=7e6ad62f-cc72-46ac-b362-08747d1401e1 /media/data ext4 async,noauto,dev,exec,nouser,rw,suid 0 0


としておけば、起動時に止まることはなくなる。
が、結局、必要時にHDDを装着して起動しても自動でマウントされない状態に戻っただけ。

これでは相変わらず不便だ。
何か無いか調べていたら、
LinuxでUSB-HDDを接続時に所定のディレクトリへ自動マウントする方法」と
なにやら簡単で美味しそうな方法があるじゃないか。
元ネタはUSB-HDDであるが試してみようじゃないか。
udevは"/etc/udev/rules.d"以下に設定ファイルを準備する。
"80-removablehdd.rules" というファイル名を適当につけて、
ACTION=="add", ENV{DEVTYPE}=="partition", ENV{ID_FS_UUID}=="7e6ad62f-cc72-46ac-b362-08747d1401e1" RUN+="/bin/mount -U $env{ID_FS_UUID}"

と元ネタ設定をそのまま使わせてもらってUUIDだけ変えた。


これで試してみると、
HDD未接続時(リムーバルケース電源OFF)は
起動時は問題なく起動(自動でのマウント設定は無いから)。
当然、増設したHDDは未マウント。
ここでリムーバルケース電源ON(HDD接続)すると、自動でマウントされた。
よしっ!

次は、HDD接続時(リムーバルケース電源ON)での起動を確認すると
起動後、ちゃんとマウントされている。
よしっっ!

ということでやりたかったことは無事完了。


posted by Zorinos at 13:39| Comment(0) | Linux | 更新情報をチェックする
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