Windows環境で Gitを使うために便利なツールとして Sourcetree があります。
インストールについてはこちら ⇒
【初心者向け】Sourcetree をインストールするそしてGitを使うための便利なサービスが、GitHub。
アカウント作成についてはこちら ⇒
【初心者向け】GituHub の使い方Gitについてはこちら ⇒
実践gitSSH接続の準備
GitHubとの接続にはセキュアなSSH接続を使いましょう。
SSH公開鍵・秘密鍵を作成
まずは、Sourcetreeで公開鍵・秘密鍵を作成します。
メニュー[ツール]-[SSH キーの作成/インポート]を選択します。
PuTTYが立ち上がります。
「RSA」になっていることを確認して [Generate] をクリックします。
ランダムな値を生成するために、空白部分で適当にマウスを動かしてください。
プログレスバーが端に行くまで動かし続けます。
鍵ができたら、[Public key for pasting in ...] のボックス内の文字列を全選択してコピーしておきます。
あとで使うので、テキストエディタに貼り付けておいてください。
念のためSSH公開鍵も保存しておきます。[Save public key] をクリックします。
任意の場所に保存します。名前は自身が公開鍵だとわかり易いようしておくと良いでしょう(id_rsa.pub)。
次に、秘密鍵を保存します。[Save private key] をクリックします。
パスフレーズが空白なので確認メッセージがでますが、そのままOKとします。
任意の場所に保存しますが、秘密鍵なので他の人に漏れない場所にしましょう。
名前は自身が秘密鍵だとわかり易いようしておくと良いでしょう(id_rsa.ppk)。
秘密鍵を登録
メニュー[ツール]-[SSH エージェントを起動]を選択します。
何も表示されない場合、
Windowsタスクバーから、隠れたインジケータを表示してみると、「Pageant」というのがあるのでダブルクリックして開きます。
[Add Key] をクリックし、先ほど作成した秘密鍵(id_rsa.ppk)を選択します。
秘密鍵が登録されたら完了です。[Close] をクリックして閉じてください。
GitHubに公開鍵を登録
リモートリポジトリ側となるGitHubに公開鍵を登録します。
GitHubにログインしたら、右上にあるアイコンから [Settings] を選択します。
左側の [SSH and GPG keys] を選択し、[New SSH key] をクリックします。
[Title] は自身で判別ができるように適当につけます。
[Key] は先ほど作成した公開鍵のコピーした文字列を使います。
(保存した公開鍵ファイルのテキストデータをそのまま使った場合は登録に失敗します)
入力できたら [Add SSH key] をクリックします。
「SSH keys」のリストに追加できました。
GitHubのアカウント連携
Sourcetreeの [Remote] ボタンをクリックし、[アカウントを追加]をクリックします。
「ホスティングアカウントを設定」画面が表示されるので、GitHubを選びます。
優先するプロトコルはSSHを指定。ユーザー名を指定してください(ログイン時のメールアドレスではなくユーザ名を使うこと)。
この時点では「認証に失敗しました」と表示されますが、[パスワードを再読み込み] をクリックし、正しいパスワードを入力すれば認証が通ります。
認証が通れば、GitHubアカウントに紐づいたリポジトリが読み込まれます。
もしアカウント追加でうまくできなかった場合、
(GitHubを選ぶところをGitbucketにしていたとか、ユーザ名にメールアドレスを指定したとか)
その失敗アカウントが記録されてしまっています。不要なものは削除したいですよね。
メニュー[ツール]-[オプション]を選択します。
オプションの [認証] タブから削除できそうです。
が、「削除」をクリックしても、確認メッセージが出るくせに削除されません。
調べたところ、
Sourcetreeの認証情報は、Windowsの資格情報で管理されているようです。
タスクバーの検索ボックスから検索するなどして「資格情報マネージャー」を起動します。
[Windows 資格情報] を選び、誤った情報に関連するものを削除します。
削除後、改めてオプションの認証タブを確認すると削除されているはずです。
GitHub のリポジトリをクローン
実際にプロジェクト作業を行う環境を準備するために、GitHubにあるリポジトリをクローンします。
作業を行うローカルリポジトリとなるフォルダを準備しておいてください。
Sourcetreeの [Remote] ボタンをクリックし、表示されているリポジトリからクローンするリポジトリを選択してから、リポジトリの右側の [Clone] をクリックします。
クローンの情報設定が表示されるので入力する。
- 元のパス/URL
自動的に入力されます - 保存先のパス
ローカルリポジトリを管理するフォルダパス
記入が終わったら [クローン] をクリックします。
クローンされ、リモートリポジトリの内容が、ローカルリポジトリに作成されました。
以降は、プロジェクト作業を進めてください。
Gitの使い方はこちら ⇒
実践git